2009年05月03日
スクリムシャンダーへの道 2
さてさて、
象牙のグリップにエングレーブの一種である、スクリムショウ
を行いますが、さすがにいきなり彫るのは無謀であります。

なので、まずは下絵を描きます。しかし、下絵を描く前にも
下準備が・・・。
シャープペンシルを2本用意します。

別に同じものでなくてもいいのですけどね。
用意するのは、0.3mmのシャーペン。

とりあえず、色違いで同じ物をそろえました。
普段使い慣れている0.5mmと比べると、

その細さがわかりますね。
このただでさえ細いシャーペンの芯を、

このように斜めに、書いてこすって、
芯の先端を尖らせます。

針のようですね。
実際に線を引いてみると、

太い方から、0.5mm、ふつうの0.3mm、尖らせた
0.3mmとなります。
この細い線で、

描くものの輪郭を描いていきます。
普通の0.3mmのシャーペンは、

内側や影の部分を表現するために使います。
本日の教訓 「ちゃんとした下絵が完成品の出来を左右する
細く、細かい線が明日へと繋がる」
続く・・・
象牙のグリップにエングレーブの一種である、スクリムショウ
を行いますが、さすがにいきなり彫るのは無謀であります。
なので、まずは下絵を描きます。しかし、下絵を描く前にも
下準備が・・・。
シャープペンシルを2本用意します。
別に同じものでなくてもいいのですけどね。
用意するのは、0.3mmのシャーペン。
とりあえず、色違いで同じ物をそろえました。
普段使い慣れている0.5mmと比べると、
その細さがわかりますね。
このただでさえ細いシャーペンの芯を、
このように斜めに、書いてこすって、
芯の先端を尖らせます。
針のようですね。
実際に線を引いてみると、
太い方から、0.5mm、ふつうの0.3mm、尖らせた
0.3mmとなります。
この細い線で、
描くものの輪郭を描いていきます。
普通の0.3mmのシャーペンは、
内側や影の部分を表現するために使います。
本日の教訓 「ちゃんとした下絵が完成品の出来を左右する
細く、細かい線が明日へと繋がる」
続く・・・
2009年05月02日
スクリムシャンダーへの道 1
さてさて、
新コーナーの始まりですよぉ♪
彫刻のエングレーブの技法のひとつに、「スクリムショウ」
というものがあります。象牙や動物の骨などに、細い針を
刺したり、引っかいたりしてエッチングを施す技です。
もともとは、捕鯨全盛の時代に、船乗りが鯨の歯に彫った
のが始まりとされています。

ゲームする人→「ゲーマー」
撃つ人→ 「ガンナー」
造る人→ 「モデラー」
ここらへんはよく耳にしますね。
変わったところだと、
シャーロック・ホームズを愛好する人たちの事を、
「シャーロキアン」、なんて言ったりします。
では問題。
スクリムショウをする人達の事をなんと言うでしょうか?
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・
答え>「スクリムシャンダー」
う~ん、「スクリムシャンダー」
カッコいい響きじゃないですか♪
この物語は、ひとりの男が無謀にも、
エングレーブの一種である「スクリムショウ」
に挑むものである。
(※監修 指導 井浦勝雄先生)
なお、この男の技量によっては、この企画自体が
ボツネタになる可能性がありますが、
当局は一切関知しません。
井浦先生とスポンサー以外のクレームは一切お断りします。
もともとはですね、
ジェフ・クーパーの1911を造ろうとしてですね、
その最大の売りである、レイブングリップを
象牙で井浦先生に彫って頂こうと思っていたんです。
(この時はまだ、WAからジェフ・クーパーモデルが出るなんて
想像すらしてなかった時です)
そしたらですね、先生の、「自分でやってごらん」
の一言で、無謀にも挑戦することになりました。
でも、
いきなり象牙のグリップにすぐにスクリムショウを
施す訳にはいきません。
(だって、高いし、失敗出来ないもん!)

道のりは長く、険しいのであった・・・。
本日の教訓 「スクリムショウは時間と労力、根気のいる仕事である
しかし、完成した時の喜びはひとしおである」
続く?
新コーナーの始まりですよぉ♪
彫刻のエングレーブの技法のひとつに、「スクリムショウ」
というものがあります。象牙や動物の骨などに、細い針を
刺したり、引っかいたりしてエッチングを施す技です。
もともとは、捕鯨全盛の時代に、船乗りが鯨の歯に彫った
のが始まりとされています。
ゲームする人→「ゲーマー」
撃つ人→ 「ガンナー」
造る人→ 「モデラー」
ここらへんはよく耳にしますね。
変わったところだと、
シャーロック・ホームズを愛好する人たちの事を、
「シャーロキアン」、なんて言ったりします。
では問題。
スクリムショウをする人達の事をなんと言うでしょうか?
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答え>「スクリムシャンダー」
う~ん、「スクリムシャンダー」
カッコいい響きじゃないですか♪
この物語は、ひとりの男が無謀にも、
エングレーブの一種である「スクリムショウ」
に挑むものである。
(※監修 指導 井浦勝雄先生)
なお、この男の技量によっては、この企画自体が
ボツネタになる可能性がありますが、
当局は一切関知しません。
井浦先生とスポンサー以外のクレームは一切お断りします。
もともとはですね、
ジェフ・クーパーの1911を造ろうとしてですね、
その最大の売りである、レイブングリップを
象牙で井浦先生に彫って頂こうと思っていたんです。
(この時はまだ、WAからジェフ・クーパーモデルが出るなんて
想像すらしてなかった時です)
そしたらですね、先生の、「自分でやってごらん」
の一言で、無謀にも挑戦することになりました。
でも、
いきなり象牙のグリップにすぐにスクリムショウを
施す訳にはいきません。
(だって、高いし、失敗出来ないもん!)
道のりは長く、険しいのであった・・・。
本日の教訓 「スクリムショウは時間と労力、根気のいる仕事である
しかし、完成した時の喜びはひとしおである」
続く?