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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年02月21日

サミュエル・コルト氏

さてさて、

今回は、今年初のスクリムショウでしたぁ。


思い返してみると、

スクリムショウを始めてから、今回が通算10作目になります。
(依頼者様の諸事情でUPしていない物もあるのですが・・・汗)

とりあえず、針を打ち終わりました。


終わって、

下絵をめくる時が一番緊張します。


「うまく出来ているかな・・・?」

(ドキドキっ)


照明を当ててみる。

おぉ~!
一応、人の顔にはなっていますね。


下絵を光にかざすと、

こんなにいっぱい針の穴が。


そして、

いよいよ、墨入れです♪


あんなに針をいっぱい打っても、

初めての1回目の墨入れではこんなもんです。

打っては墨入れ、打っては墨入れ、を繰り返し、
だんだんと、スクリムショウが濃くなっていくんですね~。


2回目の墨入れではこんな感じです。

だいぶ、人物の画像がはっきりして来ましたね♪

ここまで来れば、あとは陰影をはっきりとさせるために、
より濃くしたい所を中心に、もっと針を打っていきます。


3回目でほぼ完成しましたぁ♪

初めての人物画にしてはうまくいったのではないでしょうか・・・


ホワイトバランス的には、

これが一番実物に近い画像ですかね~。



こちらが、もとの肖像画になります。

どんなものでしょうか?

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(14)スクリムショウ

2011年02月19日

100th Anniversary Edition

今年は、1911の100周年♪

ということでありまして、
米国での1911の記念モデルは大賑わいだそうで。


本場コルト社でも、100周年の記念モデルが発売になるようですね~。

(ryochanさん、Tangoさんが、USショットショウで仕入れてきたカタログ)

カタログの表紙にも、バッチリと記念モデルがUPされています。


カタログの中を見てみると、

エングレーブに金の象嵌、そして、象牙のグリップには
スクリムショウを施してあるようです。
シンプルながら、余白の綺麗さも考えられた素晴らしい
エングレーブですし、象嵌の金の縁取りも見栄えがします。

しかし、

カタログを見る限りでは、スクリムショウにあんまり力を
入れてないみたいです・・・(なんか、あっさりし過ぎ?)


以前、SCM4steelさんが教えて下さった、

こちらのグリップのスクリムショウも、あんまりですし(汗)
コルトの奥さんのスクリムショウなのですが、ドットが荒いんで~す)


うぅ~、

これは久々に、彫りほりしたくなって来たぁ~!
(あじゃさんで言うところの、シコシコですね)


なので、

コルト社の記念モデル発売よりも先にスクリムショウ開始です♪


まずは、

象牙の端材をピカピカに磨き上げます。


こうして、

鏡のように映るくらいです。
少しでも小さな傷があると、墨を流した時に傷に色が入り込んで
しまうので、スクリムショウを施す面は綺麗にしないといけません。


あとは、

カタログから縮小コピーした紙を象牙に張って、

ひたすら、打つべし、打つべし、打つべし!

で~す♪


しかし、

人物を彫るのは今回が初めて。
果たしてうまくいくでしょうか・・・ドキドキ
ラブレスヌードも彫りましたが、あれは人物というより
マークみたいなもんですからね~

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(2)スクリムショウ

2010年10月07日

チームRタイプ応援グッズ

アンリミの時に出場したチームの皆さんに、
応援グッズとして、木札をお贈りしたのですが、


今回のJSCにはやまさんが出場されるので、

チームバッジと一緒にお渡ししました。


個人的な感想ですが、

昔風の江戸文字は、ひらがなや漢字が合うと思います。


なかなかお渡し出来なかったのですが、

先日の練習会で、やっとginkakuさんにもお渡しできましたぁ♪

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(4)スクリムショウ

2010年09月07日

巨星墜つ!

カスタムナイフメーカーのボブ・ラブレス氏が9月3日、死去されたそうです。

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ボブ・ラブレス

――ロバート・ウォルドーフ・ラブレス(ボブは愛称)。
1929年、オハイオ州生れ。カスタムナイフメーカーの世界的巨匠。
カスタムナイフというジャンルを生み出した「現代ナイフの神様」
と呼ばれている。あの文豪ヘミングウェイもラブレス氏のナイフを
愛用していたと言われている。

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私も何度かキャンプで、ラブレスのナイフを使った事があります。
非常にバランスがよく、心地よい握り心地だったと思います。
あの神様と呼ばれるカスタムナイフをキャンプで実際に使って
しまったのが知れたら、コレクターの方に怒られちゃいますかね?
(しかも、シリアルナンバー001だったし!)
まぁ、私の所有していたナイフではなく、借りて使っただけなの
ですけどね。
でも、ナイフにしろ、ガンにしろ、道具なので使ってなんぼ、
撃ってなんぼだと思います。
見て眺めるのもいいですが、使って初めてそのよさが分かる
ってもんですよね~。

今後は、ますますレア度が上がって、入手はさらに難しくなる
のでしょうかねぇ?


入手出来るとしたら・・・、


最近では、WAから出たラブレス・コマンダーが新しいですよね。

Chaiさんから、いい出物を教えてもらい、私もやっとこ
シルバーモデルを入手しましたぁ。


今日は、追悼の意でラブレスにちなんだ内容でお送りします。


久し振りにスクリムショウをしました。

そう、ラブレスのトレードマークである、「ヌードマーク」です。
前に作った、コンパクト用ではありません。


フルサイズのものです。

keiさんからオーダーを受けて、お預かりしたグリップに
スクリムショウをしました。


こちらが、

反対側です。


ご覧の通り、

ベースのグリップはパールグリップです。


ホワイトやアイボリーと違い、

絹を纏ったような柔らかい雰囲気が出ていると思います。


先日のブラックホールで、keiさんにお渡ししましたが、

その前に記念撮影です♪


あ~、

やっぱり、シルバーモデルにはパールグリップが合いますね!


コンバットシューティングの神様、
ジェフ・クーパーが亡くなり、

カスタムナイフの神様、
ボブ・ラブレスも亡くなりました・・・


GUNにしてもナイフにしても、
偉大なるおふたりがいなくなっちゃいましたね。


~ご冥福をお祈りします~

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(12)スクリムショウ

2010年07月31日

スクリムシャンダーへの道 (番外編)

スクリムショウか?
というと、ちょっと微妙なので、今回は番外編、
ということで行きますのよ~ん♪


こちらの木札にほり彫りしちゃいます♪

あとで書きますが、これはちょっと珍しい木材です。


まずは、


昔の文字、「江戸文字」風のフォントを見つけてプリントアウト。

文字が木札のなかに収まるように縮小します。


あとはひたすらスクリムショウです!

私は彫刻刀をもっていないので、文字の外周をとりあえず針で
打っていって、その点と点をつなげて、文字を縁取るように彫っ
ていきました。(けっこうメンドウかも、このやり方・・・)


縁取りからはみ出ないように、墨を塗ります。

もとの木材が黒っぽいので、あんまり墨の黒さが
目立ちませ~ん。

ほんとうは、こういった木札は『ツゲの木』で作る
のが一般的であります。櫛や将棋の駒なんかも
ツゲですしね。


なのでこちらを使う事にしましたぁ♪

これはなにかと言いますと・・・


漆(うるし)です♪

合成漆なので使い方もとっても簡単!
塗って、乾かすだけです!
墨入れなどのように伸ばしたい時は、シンナーや薄め液で
サラ~とできます。

この漆、ハンズなどでも購入出来るのですが、井浦先生も墨入れ
に使っています!カラーも豊富なので、色んな事が出来そうです♪
いいものを教えて頂きありがとうございましたぁ。


塗っては乾かし、塗っては乾かしで、2度塗りしました~。

どうでしょうか?ちゃんと文字が浮かび上がっていますよね~♪
ここら辺が、普通の塗料ではなし得ないところであります。


実は、この木札というか、千社札、

アンリミに出場した、チームRタイプの皆さんの応援グッズとして
製作しましたぁ~。


トイガンパーツではないですが、

お約束の、『新百合カスタムワークス』 (SCW)です♪

材料となった木材は、「リグナムバイタ」という、
中米から南米北部に生息する広葉樹です。
最大の特徴はその硬さと重さです。加工が困難で
金属加工機が使われるほどだそうです。
なので、昔は船舶のスクリューシャフトの軸受けや
ボーリングのボールとしても使われていたんだそうです。

また、世界で一番重い木材として知られていて、
その比重は、1.28もあります。
(ちなみに、黒檀で、0.85~1.09です)

つまり、つまり、
世界最強の木材なんでありますね~♪


こんな感じで使って頂ければうれしいかなぁ~と、

出場したチームの皆さんにプレゼントしました。


これは、

ryochanさん。


これが、

SEIJIさん。


そして、

keiさん。


ひらがなの、

よしむねさん。

ひらがなや漢字の方が、江戸文字らしさが出て、雰囲気は
いいかもしれませんね。


そして、


千社札をひっくり返すと・・・、

チーム名が書いてあります♪

ピンクがよかったんですけど、無かったので朱色にしました。


こんな感じですね。

ほんの少しでも、
皆さんの応援のたしになりましたでしょうかねぇ・・・。


しかし、


これだけの数をスクリムショウで彫って、漆を塗ったりで、
実はレースガンのカスタムよりも、こっちの方が遥かに
時間がかかっております。


なにやってんでしょうかね・・・

でも、いいんです。

楽しいので♪




  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(4)スクリムショウ