2009年03月24日

スライド比較

さて、
それでは各部を細かく、見ていきます。


まずはスライドからです。
スライド比較
上から、ナショナルマッチ、
     ホーグ5インチ、
     ジェフ・クーパー

と、なります。


3つとも、ベースは同じスライドになります。
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丈夫で、他のスライドと比べて厚みがあります。
なので、スライドの後ろからバレルを入れることは出来ません。
画像のように、バレルがスライドの上に、乗っちゃいます。
(詳しい説明は、コチラコチラをご覧下さい♪)


プラグが収まるところを見てみます。
スライド比較
ナショナルマッチと、ジェフ・クーパーには、根元に切り欠き
があります。


こんな感じで、
スライド比較
この切り欠きにプラグが収まります。


上、ホーグ5インチと下、ジェフ・クーパーの比較です。
スライド比較
ホーグ5インチは、ツバ付きのプラグを使うのですが、
ジェフ・クーパーは切り欠きにプラグが収まる分、プラグと
収まる部分が長くなっています。


ホーグ5インチのスライドは、
スライド比較
フレーム内側とのガタをツバ付きのプラグで隙間を無くすので、
プラグが収まるところには、ガタ取り用の出っ張りがありません。


しかし、
スライド比較
ナショナルマッチとジェフ・クーパーはプラグでガタを無くす訳
ではないので、スライドのプラグが収まるところに出っ張りが
あります。

WAのガバは最初の頃はクリアランスをとるために、スライドと
フレームの隙間が大きくて、(特にライセンス生産されたタナカ
まぁ、その隙間が作動の確実性を担っていたのですが、(実銃
の世界だと、スゴク隙間、あるみたいですしね)どんどんと加工
精度も良くなってきて、ガタが無く、隙間が無くても、確実に
作動するようになりました。
なるべく、隙間やガタが無い方が命中精度もいいはずです。


同じ理由で、
スライド比較
スライド後部のレールの溝の中にも、


フレームとのガタを取るための出っ張りがあります。
スライド比較
最近のモデルでも、全部にある訳ではなく、例えば、Jアーモリー
のプロフェッショナルにはこの出っ張りはありませんでしたが、
スライドとフレームの隙間はありませんでした。
ですから、スライドとフレームの組み合わせによっては、特に
加工してガタを取らなくても、隙間無く、ガッチリとかみ合った
モデルを作る事が出来ます。
色んなWAガバをお持ちの方は、試してみるとおもしろいかも
しれませんね。


今回のジェフ・クーパーは、
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そのままで、まったく隙間のない仕上がりでしたよ。




Posted by 子連れ狼  at 00:03 │Comments(0)

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