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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年10月27日

JSCへの道5(ハンマー)

さて、

ボランドロングコンプのハンマーなのですが、


他のガバのカスタムでは見たこともないような、

独特の形状をしています。天を突き刺すように、真っ直ぐと
上に伸びた形状のハンマーです。こんな形状のハンマーは
カスタム品を含め、どこにも存在しないので、こればかりは
自作するしかありません。

パーツ組み換えがメインの私のカスタムですが、さすがに
ここを再現しないと、ボランドロングコンプらしさが出ないので
製作しましたぁ~。


ベースはこちら、SVタイプのハンマーです。

Rタイプ用のハンマーですね。別になんのハンマーでもよかった
のですが、ブロック状の形状よりも、SVやリングタイプの方が、
切断しやすいですし、ちょっとでも軽量化になれば・・・、と思い
SVタイプを画像のように切断します。


ハンマーから生えている棒状のものは、

プランジャーです。ドリルでハンマーに穴を開け、そこに埋め込み、
肉盛りする時の、支柱にします。


う~ん、

家にパテなんてあったっけ?
ありました、工具箱の一番底にあるのを発見!


しかし、

何年?もしくは10年近く放置されていて、変色もしていますが、
大丈夫でしょうか?


とりあえず、使ってはみましたが・・・。


こんな感じで、

パテを盛って、ボランドロングコンプのハンマーの形状に
していきます。


乾燥したら、

インディのダークパーカで塗装です。
はい、出来上がり♪


比べてみると、

こんな感じです。

あれ?ハンマーのセレーションは・・・?
というツッコミは無しで(汗)

チェッカリングツールも、ヤスリもないので、
勘弁して下さいっ(うぅ・・・)


銃本体に組むとこんな感じですね。

ボーマーサイトのリーフにぶつかっちゃうくらい飛び出ています。




  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(8)ボランド・ロングコンプ

2010年10月26日

JSCへの道4(スライド加工)

さてさて、

ボランドロングコンプのスライド形状を再現するため、

シコリマスターのあじゃさんに、実銃の写真の載っている
雑誌と共に、スライド加工をお願いしました。


あじゃさんの手にかかると、↑上のような形状になりますが、

もとのスライドはこんなですよ~。


まずは、ノーマルのコマンダースライドに、

ボーマーサイトを乗せる切り欠きの加工をして頂きました。


そして、ボーマーサイトのベースも、

実銃のように削って加工です。
もともとセレーションがあったスライド後部も削られています。


以前、ご紹介しましたが、

このボーマーサイトを加工するのに、このようなヤスリタコが
出来てしまった、あじゃさんです!
なんども言いますが、あじゃさんのお仕事はヤスリを持ったり
しません。あくまでも、ご自宅でのシコシコは趣味の範疇です。
海外出張の帰りは、まずはヤスリを片手にシコシコされる
あじゃさん。
誰が見ても変態です!(イイ意味で♪)


仕上がりました。

スライド表面はヒケ取りなどで荒らしたままですが、
今後、フロントのセレーション加工や、刻印を打つので
このままです。


肉抜き加工されたボーマーサイトは、

綺麗にブルーイングされています。


ボーマーサイトのベースは、

実銃と同じく、『R』の文字がちょっとだけ残っています。


そして、

極限まで薄く削られたスライド!
う~ん、ブローバックガスガンの限界を超えた薄さです(怖)
取扱いは厳重注意が必要ですね。
実際に撃つのも怖いくらいです(爆)




  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(10)ボランド・ロングコンプ

2010年10月25日

JSCへの道3(仮組み)

さてさて、

実銃の写真を見ながら、WAのスライド&フレームにボランドロング
コンプのパーツをくっ付けてみました。
あくまでも、『くっ付けた』だけなので、作動はしません。
見た目だけ~。


一番のキモは、

ボランドに付属しているプラ製のコンプと、WAガバ用のアウター
バレルの結合です。画像にあるように、加工もせずに、ぴったりと
ねじ込めましたぁ~!これにはビックリ!


どんなアウターバレルかと言いますと、

コマンダーサイズのアルミ製コーンバレルの先端を、ネジ切った
ものになります。


このパーツは、

2009年のアンリミ出場GUNである、マルシンキンバーにナッシュ
コンプを付ける際、てるぱ大臣さんに加工して頂いたものです。
これが、そのまんま付きましたぁ~♪


コンプの固定が可能であれば、しめたもんです。


こちらは、実銃のコンプ周り周辺ですが、

(※注 画像はスペースガンのものですが、造りは一緒です)


同じようにパーツが組めれば、

作動もうまくいくでしょう。


ボランドロングコンプなのに、

このコンプが付かないようではお話になりませんもんね。

コンプの固定が出来たことで、まぁガスブローバック化は
可能でしょう、という判断を致しました。

なので、次回からは実際に、
いかにボランドロングコンプらしさを出すか?
のカスタムに入りま~す。
  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(8)ボランド・ロングコンプ

2010年10月22日

JSCへの道2(スライド&フレーム)

         ~お知らせ~

 シューティングマッチのお知らせで、11月23日(祝)に開催の、
 『トリガーハッピーズ主催シューティングマッチ』ですが、
 エントリーへのメールアドレスを間違って載せてしまい、
 ご迷惑をおかけしました。

 正しいメールアドレスは、コチラになります♪

           ↓

     tth.entry@gmail.com


 11月23日(祝)に予定が無く、エントリーがまだな方は、
 ぜひぜひ、お名前、お歳、使用GUN、メールアドレス、
 お気づきの点・質問などをご記入の上、応募をお願いします♪



さてさて、

ボランドロングコンプのマグナブローバック化ですが、

実銃が、アルミフレームのコンバットコマンダーを使用しているので、
同じく、コマンダーのスライド&フレームを使います。


フロントサイトが別物付けていますが、

Rタイプ以前の初期のコマンダースライド、ABS製です。
やっぱり、レースガンとして考えると、スライドは軽い方が
いいですよね♪


同じく、

フレームもABS製のメッキモデルです。最近はWAのシルバー
フレームは塗装ばかりで、メッキモデルがほとんどありません。
メッキモデルで存在するのは、フルサイズのウィルソンSGの
フレームくらいですよね。
コマンダーサイズのメッキフレームだと、SCW Ver.2の、
プレミアムエディションがありますが、ノーマルフレームなので、


トリガーガードや、

フロントストラップへのチェッカリングがありません。
これも、初期のコマンダーカスタムのメッキフレームなので、
今では貴重でしょうか?
レースガンのベースですと、塗装の剥がれの心配のない
メッキフレームの方が安心して使用出来ます。


もちろん、

ハンマーメカはRタイプです。



これをベースにカスタムしていきますよ~

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(4)ボランド・ロングコンプ

2010年10月15日

JSCへの道1(ベースガン)

今回、JSCで使用したレースガンですが、

ベースは、この『ボランド・ロングコンプ』になります。


この逸品ですが、

昨年のマルマーニ党の忘年会にて、
心優しき党首様より頂いたものです。
懐かしのMGCの固定ガスガンですね。



この圧倒的な存在感を放つ長いコンプが、

名前の由来ですよね。


ポートの形状も独特ですね。

今の技術で見ても、とても凝った造りになっています。


ツン、と尖がったお尻、じゃなくって、

塊が、ボコッと突き出たグリップセフティーも他のガバカスタムでは
見たことがありません。


そして、天をも突き刺すかのような

上に伸びたハンマーの形状も不思議な感じがしますね。


スライドの刻印は、

こんな感じです。45口径ではなくって、38SUPERなんですね。


なので、

チャンバーの刻印も、こうなっています。


製品としてみると、

ハンマーは常に起きていて(コックされた状態で)、
トリガーの動きに連動して、ハンマーが倒れ、バルブを叩く、
という、普段ガスブローバックのガバを撃ちなれていると、
なんとも違和感のあるメカニズムとなっています。

実射性能も、今からみたら「う~ん?」となってしまいますが、
それでも、色々なモデルが製品としてモデルUPされ、この頃
のMGCの製品のクオリティーはとても高かったです。
メッキの仕上がりも、非常に綺麗ですし、今回のボランドのように
特殊な形状のパーツも出来る限り再現されていました。

これをWAで出したとしたら、そのオリジナルな形状のパーツ
だけでも相当な数になるので、製品にしたら10万を越えちゃう
んじゃないでしょうか?

なので、このパーツをWAのガバに組み込んだら、ブローバック
するボランドロングコンプが出来るんじゃね?みたいに思った
ので、忘年会の会場にて、党首から頂いたその場で、バラしに
かかりました~。(一応、WAガバを完全分解&組み立て出来る
工具は持ち歩いているので・・・)

フムフム、ウ~ン、

なんて、バラしたパーツを眺めていたら、
なんだか刺すような視線を感じました。
同じく忘年会に参加されていたnaoさんの視線です。
リボルバー、しかもS&Wばっかりっ子なnaoさんですが、
その超絶技を駆使して造られる、カスタム品は凄いものばかりです。


あ~、naoさん、そんな目で見ないでぇ~、


naoさんみたいなカスタム出来ないし・・・


え?コンプの固定が出来ればなんとかなりそう?


ブローバックするボランドが見たい?
そりゃ、私も見たいけど・・・


急ぎません?
まぁ、1年後までには出来るとは思いますが・・・


ほ、ほんとに急がせたり、煽ったりしないで
下さいね~


こんな感じで、ボランドロングコンプのマグナブローバック化が
スタートしたのでありました。



その時、子連れは気付かなかった。
naoさんの影で同じように見つめるJumoさんの視線を。

この御二人↑、超拘りの方達なので、
超、プレッシャーなんですケド・・・。

あくまでも、『動く』ボランドを目指すので、細かい所は
勘弁して下さいね~♪


こんな感じで、ボランド・ロングコンプのマグナブローバック化
がスタートしたのでありました。


続く・・・


  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(8)ボランド・ロングコンプ

2010年10月13日

ボランド・ロングコンプ

さてさて、

日本全国のガバ好きの皆様、お待たせしました、
今回の25周年を記念するJSCで使用した、
レースガンをご紹介しましょう♪

『ボランド・ロングコンプ』です。


鋼の魔術師とも呼ばれた、

伝説のガンスミス、ジム・ボランド作のガバメントカスタムです。


この、

長いコンプが、一番の特徴であります。


実銃は、

アルミフレームのコルト・コマンダーがベースガンです。
コンプを装着のため、コマンダースライドをさらに切り詰め、
フロントにセレーション加工をしてあります。


この頃のレースガンは、

45口径ではなく、38SUPERを使うレースガンが多くあります。


カスタムパーツもふんだんに使用しています。

ロングトリガー、ロングマグキャッチ、そしてサムガード付きの
スライド後部には、ロングでワイドなサムセフティ。


撃発時に内部にこもるガスのプレッシャーをなくすため、

スライドには、ガス抜きの穴があります。


SWENSONのサムセフティをさらにワイドにしてあり、

ハンマー、グリップセフティも独自の形状をしています。


アンビセフティ側にも、

サムガードがある、珍しいモデルでもあります。


ボーマーサイトも、

両脇を削り落とし、シャープな印象になっています。


え?

MGCの固定ガスガンじゃないかって?


じゃぁ、

スライド、引いてみましょうか・・・、『シャコンっ!』


チャンバーから、

フローティングバルブがチラっと見えるので、
モデルガンでもありません。


ちゃんと、

ショートリコイルだってしますよ~。


一応、レースガンなので、

マガジン無しの本体重量は、556gと軽量です。


成績はともかく、

25周年を飾るに相応しいカスタムに仕上がったのではないかと
思います。完成するまで、沢山の方のお力を頂戴致しました。
この場を借りて、お礼申し上げます。


  『ありがとうございました!』


次回からは、製作レポに入りま~す。

  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(18)ボランド・ロングコンプ