2010年11月25日

JSCへの道16(ABSブリーチ)

Rタイプエンジン用のブリーチなのですが、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
今回は、こちらを使用しました。
レース用のホルスターでもお馴染みの、『n-factory』さんの
ABS削り出しのブリーチです。


WA純正と比べてみて下さい。
JSCへの道16(ABSブリーチ)
細かいところ以外の全体の形状は、ほぼ同じです。


てるぱ大臣さんや、モデル工房Sさんなどの、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
機械に携わるお仕事をされている方のこころをくすぐる、
ツールマークに萌え~です♪


ハンマーをコックするタイミングを早めるため、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
ブリーチの後ろ側は純正よりも長く飛び出ています。


また、リアサイトを止めるネジ穴がバカにならないように、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
金属のパーツが埋め込まれ、しっかりとネジ止め出来ます。


WA純正の亜鉛製のブリーチは、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
37gですが、


ABS削り出しのブリーチは、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
な、なんと、たったの7gです!


他にも形状の違いがあり、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
純正よりもマガジンのガスカットするタイミングを
早めています。


この部分ですね。
JSCへの道16(ABSブリーチ)
ムダなガスの流れをカットする役目があるのですが、
マガジンの温度管理がちゃんとしていないと、給弾出来なかったり、
色々な不都合が出てくるので、調整が必要な場合もあります。

特に、今回のJSCのレギュレーションでは、作動時にスライド
ストップがかからないといけないので、調整しました。


まずはこれくらい削って、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
撃ってみて様子をみます。

これだと、給弾はできるのですが、スライドストップが
かかりませ~ん!


なので、

もうちょっと、削ってみます。
JSCへの道16(ABSブリーチ)
今度はどうでしょうか?

う~ん・・・、

スライドストップのかかるマガジンもあるのですが、
なかにはちゃんとかからないマガジンもあるので、


結局、
JSCへの道16(ABSブリーチ)
ノーマル純正と同じくらいのストロークになってしまいましたぁ。
ガスカットとしての機能はあまり期待できないかも・・・
しかし、スライドの軽量化にとってはとても重要なパーツです。

なんたって、スライドの一番薄いところは1mmもないので、
少しでもスライドにかかる負担を減らすために、スライド重量は
なるべく軽い方がいいです。
JSCへの道16(ABSブリーチ)
ということで、今回JSCで使用したスライドは、ブリーチなどの
エンジン込みでも、61gしかありません。


ノーマルのスライドの場合でも、軽いスライドの方がリコイル
ショックが少なくて済むので、マズルジャンプもあまりなく、
次のターゲットが狙いやすくなります。
なので、シューティングではABSスライドが重宝されているんですね。
せっかく、リコイルショックの激しいマグナブローバックですので
もったいないような気もしますが、エンジンの組み合わせや、
スライドの素材で、撃ち味を変えられるのは、マグナしかありませんので
カスタムする側としては、とっても楽しいところでもあります♪






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Posted by 子連れ狼  at 00:04 │Comments(2)ボランド・ロングコンプ

この記事へのコメント
>スライドの一番薄いところは1mmもないので

だ、誰だ!? そんな無茶したのは??(`;・ω・)

あははは(;´∇`)ノシ
私ですねすみませんw


それにしても私もバラしてみてビックリしましたが、ホントに軽いブリーチですね~
軽い分、慣性が減るので結局フルストロークさせるには同じくらいのガスカットタイミングになるんでしょうね。

それよりも、JSC会場で販売されてる価格を見てもっとビックリしましたが・・・
Posted by あじゃ at 2010年11月25日 01:36
あじゃさん、

いやぁ~、
あの薄さがないとボランドの再現は出来ませんし、
実銃があんなに薄いのですから、しょうがないですよね~。

アルミのブリーチも使っていますが、あの軽さはその比では
ありません。
ガスカットを弄らずに、そのまま組んで撃ってみると、
あまりのリコイルの無さに、「無反動砲?」と思っちゃうくらいです。

重さは軽いのに、価格の高さにはビックリですよね!
今回のカスタムで一番お金がかかっているパーツに
なります。
しかし、削り出しで、あの加工箇所の数からみても、
手間を考えたら、あの値段でもほとんど儲けには
ならないでしょうね~。
Posted by 子連れ狼子連れ狼 at 2010年11月26日 08:55
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