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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年07月08日

アンリミへの道 4(スライド)

あ、

スライドを刻印を入れて頂くために送る前に、

ちょと他のスライドと比べてみました。


スピードコンプ4.3のスライドは、グラスファイバー入りの、

軽量強化樹脂で出来ています。なので、とっても硬いのに
重さは軽いです。量ってみたら、39gでした。


比較その1。

ウィルソン5インチのABS製スライドは、長さは長いですが、
重さは35g、とちょっと軽いですね。ABSのスライドは横から
指でつまむとプニプニとたわみますが、グラスファイバー入り
のスライドは、全くたわみません。この剛性の高さが撃ち込んで
も割れたり、へたったりしないのに貢献しそうです。


比較その2。

今度はおなじ4.3インチの長さのコマンダーのスライドです。
しかし、こちらはHW材なので重さは78gもありました。
同じ長さなのに、約2倍も重いスライドです。
シューティングでは、軽いスライドの方がリコイルも少なく、
スライドの戻りも早いので、撃ちやすいスライドだと思います。


ただひとつ、

このスライドならではの欠点もありました。


それはスライドからブリーチを外す時の事なのですが、
このスライドはRタイプ、(つまりどんなリアサイトであれ、
上から、もしくは下からのネジ止めでブリーチを固定
するタイプ)で、ボーマーサイトのネジでブリーチが固定
されています。

通常のスライド通り、ネジを外し、ボーマーサイトを外し
たのですが、ブリーチがビクともしません!

これはおかしい・・・


スライドの裏側を見ると、

ハイスペックのブリーチを固定するための「爪」がありました。

つまり、ブリーチはネジとこの爪で固定されていたんですね。
しかも、グラスファイバー入りの強化樹脂製のスライドですから、
ネジを外したとしても、たわんでくれないので、外れない、
外れない(笑)
この硬さは、ハンパないっス!HWやカーボンブラックの
スライドの比ではありません!

全く歯がたたないので、以前WA渋谷店に行った時に聞いた
外し方で外してみることにしました。(WA公認でいいですかね?)


その方法とは・・・


ある道具を使うんですが・・・


それがなんと・・・


使う道具は、なんと!ドライヤーです!
このドライヤーで、スライドを温めて、スライドを柔らかくして
外すと言うのです!(ま、マジっすか~!)

スライドのブリーチがハマっている後部をドライヤーで
熱くします。どれくらい熱くするかというと、手で触って、
「熱っ!」っていうくらい熱くします。

そうするとスライドが柔らかくなり、ちょっとの力でスライド
が広がり、あれだけキツかったブリーチがうそのように
スルッ~と外れます。

ブリーチを外したスライドは、そのまま放置しておくと、
冷めて、元の硬さに戻ります。熱して広げたからと言って
スライドが広がった状態で固まる、ということもありません。
いやぁ~、今まで渾身の力を込めてスライドを広げていた
のがうそのようです♪(スライド割ったこともありますし・・・)


こんな感じで、無事にブリーチが外れましたので、
スライドを刻印加工にお送りすることが出来ましたぁ~♪


続く・・・

スライドの刻印は、コチラです♪  


Posted by 子連れ狼  at 00:04Comments(2)ブラゾス・カスタム